お彼岸に前社長が亡くなりました。お彼岸に亡くなるのは故人が大変良い人生を送った証、と誰かに聞いたことがあります。77才でした。
私の従兄にあたるのですが、10年以上、彼の元で秘書業務をしながら様々なことを教えてもらいました。会社のこと、業界のこと、一般常識から接待の仕方まで。とにかくやさしい社長でした。決して感情的になることなく明るく、本当に私が申し上げるのは失礼ですが、性格の良い方でした。
8年前に脳出血で倒れて半身不随になり、車椅子の生活になって社長職を私に譲ったのですが、その後も本当に前向きで自分の体のことで落ち込むこともなく、今のままを受け入れて生活をしていました。その精神力の強さには敬服いたしました。
本人は著名な生化学者でしたが、この業界ではそんなことはおくびにも出さず、謙虚な人でした。それでいてとてもやんちゃなところがあり、思いついたら即実行。周囲のことなど関係なく進んでいくようなところもありました。私は両親がもう亡くなってしまっているので、父親とも思い、心の中でとても頼りにしてたので、もうこの世で会えないのかと思うと、とても寂しく心細いです。
仕事を一生懸命やり、皆で幸せになることが何よりの供養と思っています。







